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2011.05.04 Wednesday
5月3日

 5月1日に、南相馬市に三度目の帰郷をした。今回は、アマゾンでやっとの思いで、ガイガーカウンター(放射能測定器)を手に入れたので、この報告をしたい。アマゾンでいい内容のものは売り切れが続いていた。だいたい10万から15万の定価が普通であったが、在庫のあるもので5万5千円のものを注文して着いて見たら、中国製の安物でがっかりした。0.1マイクロシーベルト/時、以下は計れないが、それほど大きな障害ではない。つまり0.1〜1.000μ/hまで計れるし、積算の被曝量も表示される。単4の乾電池で30日間連続使用可能だ。一応、満足した。

 29日に那須のMTC内の事務所で測定器を手にして、早速、使ってみたら、なんと0.6とか0.7μ/(一時間に0.7マイクロシーベルト)の値が出てびっくりした。思っていたより高かったからだ。国際的にも常識とされる被曝量の安全基準は、一年間に1ミリ㏜だから、1μ㏜の1000倍である。つまり、1μ/hを一日2.7時間づつ被曝し(外に居ること)、365日分を積算すると、一ミリ㏜になるので、簡単にいうと、1μ/hの場所に一年間いたら、安全基準の値に達してしまうということである。

 つまり、1μ/hが一応の安全の目安と考えて、1.1以上は一年以上、住めない場所である。その基準で那須が0.7なので油断禁物だと思った。また、計器が壊れているのではないかと疑ったが、正常であった。もちろん、ちょっとした移動や時間でどんどん推移する。部屋の中なら0.10.2であり、外に出ると、0.4から0.7の範囲であった。これが那須の値である。

 次に東北道に入ると、0.1に下がった。そのまま0.1が続いたが、高速の福島西のインターで、0.8といきなり上がった。その日は、福島市の東横インに泊まったが、夕食のために、福島駅東口に行くと、1.31.7あって、福島市が高めであることが分かった。

 翌朝は、川俣町、飯舘町を通って南相馬市に入るルートを選んだ。飯舘は線量が多いと聞いているので、実際に被曝覚悟で調べたかったからだ。ここらは、計画的避難区域に入ったところで、あと2週間もすると、二〇キロ圏内と同じように立ち入り禁止区域になるかもしれない。さて、緊張しながら、4号線を左折し、114号に入る。この時点では0.3、そして、川俣の道の駅に着くと、0.6になった。さらに山道を進むと0.81.2になった。そして、飯舘へ入ると、1.52.02.32.5とどんどん上がる。コメリ前では2.7で、行きの最高値が出た。山を下って、南相馬に入ると2.0に下がる。ユッサ(温泉)入り口で、1.8、ユッサが営業しているか確認のために、ユッサ前まで行くと、1.3であった。そして、1時間半くらいで原町区信田沢のマルコーシュ倉庫まで着いた。ここで0.8であった。倉庫ではタイヤ交換のために、夏タイヤを積んで近くのJAのガソリンスタンドに行った。JAも営業を始めたばかりなので、タイヤ交換の客が混でいて、1時間半くらい待たされた。

 倉庫に戻って、冬タイヤを格納して、ちょっと事務所を整理した。

 郵便局が営業を再開したというので、寄ってお金を下ろした。ここは0.4。次に市役所に行き、保険証の再発行、東電の仮払金の請求のための住民表の取得、被災証明の取得。連休中も休みなしで市役所は開いているそうだ。市役所内に東電のテーブルが出ていて、書類を受け付けていたので、手続きが一挙に終わってほっとした。これで一世帯100万円をもらえることになっている。東電の社員にいつ振り込みがされるのかと聞いたら、5月末ころであろうということであった。ところが、テレビではすでに仮払金が振り込まれていると報道されているのだが、私たちの知り合いは、だれももらっていないので、どこの話なのか不思議な感じである。また、すでに市役所に手続きした義援金もさっぱり振り込まれない。避難所に居る人に振り込まれたのだろうか。しかし、実際にお金が必要なのは、県外に避難した家族で、避難所にいる人はお金がかからないし、使いようがない状態なのだ。いずれは振り込まれるだろうから、あまり追求するのは止めた。市役所の玄関を出るところで、桜井市長から声をかけられて10分ほど雑談した。先月はハーザー誌の取材をしたのだが、今度は単行本を出しましょうということで、次にまた取材にくることを約束した。桜井市長は米タイム誌で、世界を動かした100人に選ばれるなど、時の人である。私は、「次は福島県知事をやって、原発を止めて欲しい」と言ったのであるが、桜井市長は「総理大臣をやってくれと言われている」と笑って言っていた。市役所玄関前は0.2と低い。

 次は仮庵本館に行った。仮庵本館のある馬場は、計画的避難区域に一部分が入っているのだが、仮庵本館の場所は数百メートルの差で外れた。いま、私たちの拠点は屋内退避から緊急避難準備区域になった。半数以上の人が帰ってきていて、スーパーの一部が再開している。

 しかし、原発事故は、まだ一向に安定していないから、今、帰ってもまた逃げだすようになるだろう。仮庵本館前は、0.91.11.3となかなか厳しい値だ。次に国見町の自宅にちょっと寄ったが0.5であった。今回はこれで帰ろうと、別なルートを目指した。途中、抱月荘前で1.7であった。ところが、原波トンネルが通行止めになっていることが分かって、来た道に引き返した。途中、0.9、マルコーシュ倉庫前を通ったら1.1、さらに進むと、2.6、大原というところでは、2.6と南相馬なのに高い。途中、飯舘のオグリという喫茶店前で3.6を計測。これが一番高かった。二本松へ抜けると、0.7に下がった。ここから高速に乗って那須まで帰った。那須の料金所では、さっそく市役所でもらった「被災証明書」見せたら無料で通してくれた。これは便利でこれからも使えそうである。

MTCに着いたら、久しぶりに奥山先生が出張から帰っていて、しばらく雑談。



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はじめまして。私ミルトスの大津山と申します。笹井様が被災された地域に在住とは存じ上げておりましたが、雑誌の最新号がお送りする事が出来ずどうした物かと思っていたときに、このブログを見つける事が出来まして、こうして連絡を差し上げる次第でございます。無事で良かったです。発送先を教えて下されば幸甚です。よろしくお願い申し上げます。
螢潺襯肇校┿鏃, 2011/05/06 5:45 PM









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